庶民目線~It's my life~

毎日ご苦労様です!!庶民の目線で書いています(^^;)どうぞよろしくお願いします。

子供の心は大人だった

いまさら話しても

どうなることでもないけどね。

 

当時は涙なんて出なかった。

今になって

涙が出るなんて・・・

 

子供の心はレジリエンス

みずみずしいんだ。

 

その証拠に歳を取ると我慢がきかなくなるね。

 

 

2歳で離島に引っ越し

小学二年生で県外に転校

 

人見知りは無いわたし。

 

ある日、お友達の家へ遊びに行ったら

そのお母さんが

言った言葉・・・

最初はわからなかったよ。

わたし7歳だったからね。

 

「この子とはお友達になっちゃだめよ!」

わたしのいる前で

そのお母さんは友達にそう言った。

 

しばらくして意味はわかった。

きっとお友達は意味がわかっていない。

 

(そうだよね、子供を思うお母さんならいつか居なくなってしまう子とお友達でいるとわが子が一人ぼっちになる可能性があるからね。)

 

そうだよね。そうだよね。

わたしは自分がかわいそうなんて

思わなかった。

 

それとも傷つかないための防御反応だったのかもしれない。

 

その防御反応は家庭環境で培われたものだと

今はわかるんだよね。

 

親だって若かったし

まだまだ未熟な大人だったんだ。

家庭内で起こる物事が

世界が割れるほどの不安だったんだよね

子供にとっては。

 

今となっては

馬鹿らしいと思える

両親の茶番劇の様なけんかや

母親のわがまま

 

その母を、家庭を私が守らなくては・・・

必死だった

 

ものすごい心の動きと身体の作用を

体感した。

 

その後も2回転校して

高校生の時に自分のアイデンティティーが

わからなくなったんだよね。

 

活発な高校時代だったけど

心の中は苦しかったな。

 

卒業したらこの家をでよう!

そして一生親元には帰るまい。

 

 

 

そして一緒に親と住んでいる今・・・

 

今だから話せるけど

自分が親になってみて

「親のありがたみがわかる」

と正反対のことを感じている。

 

今だから話せること」は

「親になった今だからわかった私の親のこと」

 

わたしはとても「親不孝」なんだってさ。

 

 

 

=お題「今だから話せること」=